【40代・50代の保険見直し】終身保険の使い方とは?

保険

40代・50代の為の保険見直し術をお届けする企画も第3弾、今回は終身保険についてです。

保険見直し術~保険種類~

1.医療保険、がん保険
2.定期保険
3.終身保険←この記事
4.外貨建て保険

山 形
山 形

終身保険に加入する目的、つまり使い方は実は色々あるんです。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

亡くなった時の保障だけじゃないの?

山 形
山 形

一言で死亡保障と言っても「子供の教育費」とか「お葬式代」とか色々あるからね。

ではまずはどの様な保障なのか詳しく見ていきましょう。

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終身保険とは?

終身保険とは「死亡保障が一生涯続く生命保険」です。

更に内部的に貯蓄性もある為、解約した時に解約返戻金が受取れます。

この様な特徴があるので前回お伝えした掛け捨ての定期保険よりもコストが多くかかっていて保険料は高めの設定になっています。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

亡くなっても解約しても必ずお金が受け取れるなら良い保険なんじゃないの?

山 形
山 形

その様に提案している営業マンは多いみたいだけど私はあまりオススメしない保険です。

保険で備えるべきものは?

そもそもの話ですが保険と言う仕組みを使って備えるべきリスクとはどの様なものがあるのでしょうか?

保険で備えるべきリスク

1.起こる頻度が少ないリスク
2.貯蓄では賄えない金額のリスク
3.起こるタイミングが読めないリスク

この3つの条件全てに当てはまるリスクは保険で備える事が向いているリスクと言えます。

起こる頻度が少ないリスク

これは保険金を払う保険会社の側として考えると分かりやすいのですが、起こる頻度が多いリスクは保険金を支払う機会が多い事になります。

保険会社も慈善事業ではありませんので赤字にならない様に、支払う機会が多い保険は保険料を高く設定しなくてはいけません。

結果的に起こる頻度が多いリスクは保険料が高くなってしまいますので、保険で備えるのはあまり効率的とは言えません。

貯蓄では賄えない金額のリスク

貯蓄で賄える金額のものは貯蓄で対応した方が無駄がありません。

山 形
山 形

この「保険見直し術」の第1弾でお伝えした医療費などもその一つですね。

ゆっちゃん
ゆっちゃん

医療費は公的な制度の補助があるから貯蓄で対応できそうですね。

起こるタイミングが読めないリスク

今日にも起こる可能性があるリスクは貯蓄じゃ間に合わない場合もありますが、老後の生活資金の様な一定期間の間がある発生時期のわかるものは保険以外のもので備えた方が効率的です。

これらの事を踏まえて考えると「自動車事故」や「火災」に対して保険で備えると言うのは、3つの条件をすべて満たしていて保険向きのリスクと言えますね。

一般的な終身保険の目的とは?

あなたが既に終身保険に加入しているとしたらどの様な目的で加入したのでしょうか?

一般的に提案される事が多い目的を見ていきましょう。

終身保険の目的

1.お葬式代
2.遺族の生活費
3.子供の教育費
4.相続税対策

お葬式代

お葬式代に関しては前回の定期保険の所でお伝えしましたが平均値で100万前後の費用です。

十分貯蓄でカバーできる金額だと思いますので保険で備える必要はありません。

遺族の生活費

遺族の生活費は時期によっては備えるべき金額が大きく、更に徐々に減っていく性質があるので、保険料が割高で一定の保障額が続く終身保険で備えるのには向かない目的と言えます。

終身保険よりも前回お伝えした定期保険、特に収入保障保険で備えるのが効率的と言えます。

子供の教育費

子供の教育費も遺族の生活費と同じ理由で終身保険以外の方法で備えるべきと言えます。

保障としてではなく貯蓄性を利用して教育費を貯める目的で加入しているケースもあると思いますが、手数料などかかるコストを考えると終身保険以外の方法がよりベストだと思います。

相続税対策

唯一、終身保険で備える事が向いている目的が相続税対策です。

ただ相続税は全ての人に発生する訳ではなく、「相続税の基礎控除」を超える相続財産がある場合にかかってくる税金になります。

相続税の基礎控除 : 3000万円 +(600万円×法定相続人の数)

仮に法定相続人が配偶者と子が2人であれば基礎控除額は4800万円となり、4800万円以下の相続財産しかなければ相続税は発生しません。

現金で5000万円の相続財産があった場合は相続税がかかりますが、その内の500万円を終身保険で残していた場合は生命保険の非課税枠が使えるので相続財産が4500万円となり相続税が発生しません。

生命保険の非課税枠 : 500万円 × 法定相続人の数

終身保険の見直し方

既に終身保険に加入している方は加入目的をよく検討されましたか?

ゆっちゃん
ゆっちゃん

もう加入しちゃってる場合はどうすれば・・・

勧められるまま加入してしまった方が多いと思いますが、これを見直すにはどうしたらよいのか考えていきましょう。

ポイントは払込期間と返戻率

まず考えるべきは2つあります。

終身保険見直しのポイント

1.保険料の払い込みはいつまでか?
2.解約した時の返戻率は?

1.保険料の払い込みはいつまでか?

その契約によって終身払いで保険を続けている間はずっと保険料を支払うものもあれば、60歳払いの様にいつまでと期限が決まっているものもあります。

終身払いは問答無用ですぐに見直すべきですが、判断が難しいのは支払い期間が決まっているものです。

あと数年で支払いが終わる場合などは判断に迷うところですが、基本的には見直す方向で考えて良いと思います。

2.解約した時の返戻率は?

証券にも5年ごとや10年ごとのザックリとした目安は乗っているかもしれませんが、詳細を確認したい場合は契約時に解約返戻金の推移が記載された表を営業マンからもらっていると思いますのでそちらを確認しましょう。

なければコールセンターに問い合わせて証券番号を伝えれば教えてもらえます。

中には保険料の払込期間中の解約返戻率が通常の70%程度に設定されている商品もあります。

ただその場合「損してしまうから」と言う理由で残りの期間の保険料をずっと払い続けるのも高いコストを負担し続ける事になり傷を深くしてしまいます。

山 形
山 形

いずれにしても早いタイミングで見直す事が傷を広げない事になりそうですね。

払い済みと言う選択肢

では見直す際に「どの様な方法があるのか?」ですが、一般的には解約が一番最初にあげられる選択肢だと思います。

その場合は保障はなくなり解約返戻金を受け取っておしまいです。

ある程度の解約返戻金が貯まっている場合や昔の契約で運用利率が高い商品はただ解約してしまうのももったいない場合があります。

そんな時はもう一つの選択肢として「払い済み」と言う方法があります。

これは「その時の解約返戻金で買えるだけの保障を一時払いで買う」と言う手法です。

こうする事で特約は無くなり保険金額は下がりますが保障を残すことはできますし、その後も運用されて少しずつ増えていきます。

更に保険料の支払いは無くなるので他のもので運用する事も出来るようになります。

まとめ:終身保険は傷の浅いうちに対処を

「亡くなっても解約しても必ず受け取れる保険なので損がないですよ。」と言うセールストークで終身保険を販売している営業マンは多いようです。

そんな時はもう一度「この保険は何の為に契約するのか?」「保険以外にももっと良い手段はないのか?」という事を考えてみて下さい。

既に契約している方は少しでも傷の浅いうちに見直す事をオススメします。

保険見直し術~保険種類~

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4.外貨建て保険

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