この記事ではPayPay(ペイペイ)のいまさら聞けない使い方を徹底解説していきます。
たくさんあるスマホ決済サービスの中で「100億円キャンペーン」などインパクトのあるキャンペーンを打ち続けて常にトップを走り続けているPayPayですが、仕様が変わったりして使い方が分かりにくいと感じている方も多いかもしれません。

この記事では「イマイチ使い方が分からない、でもいまさら聞けない…」と思っている方の為に、基本的な使い方を徹底解説していきます。
PayPay(ペイペイ)とは?
PayPayはスマホ決済サービスの中で「QRコード決済」の分類に入ります。

楽天ペイなどと同じ仲間ですね。
2018年10月にソフトバンクとヤフーが共同で開発しスタートしましたが、2019年11月にヤフーとLINEが経営統合を発表した事で今後PayPayとLINE Payがどの様に連携していくのか注目されています。
QRコード決済アプリ利用率の調査結果を見ても2位以下を大きく引き離してぶっちぎりの1位をキープしているので知名度は抜群です。

PayPayの安全性と補償制度にも触れておきましょう。
サービスインしたばかりの初期の頃に「クレジットカードの不正利用」があり、そこから「3Dセキュア」と呼ばれる本人認証が導入されました。
更に2段階認証や口座番号・クレジットカード情報の暗号化も導入され万全のセキュリティレベルになっています。

そして万が一、不正利用による被害があった場合は原則としてPayPayが被害額を全額補償すると明言しているので安心して使う事ができますね。
PayPay(ペイペイ)の使い方
PayPayで支払いをする場合は2つの決済方法から選ぶ事ができます。
・バーコード支払い
・スキャン支払い
バーコード支払い
PayPayの支払いで一番メインになるのがバーコード支払いです。
PayPayアプリに表示したバーコードやQRコードを提示して店員さんにスキャンしてもらうだけの簡単な方法です。
PayPayが使えるお店のほとんどは、このバーコード支払いに対応していると思います。
スキャン支払い
スキャン支払いはお店に設置されているQRコードをPayPayアプリのQRコードリーダーでスキャンして支払う方法です。
スキャンした後で支払い金額を入力し、店員さんに確認してもらってから支払いを完了します。
バーコード支払いよりは金額の入力と言うひと手間が多いぶん、ちょっと時間がかかりますが慣れてくるとそれほど気にせず使えると思います。
PayPay残高へチャージする場合
お店で決済する時は「バーコード」か「スキャン」かの2択ですが、PayPayはその前段でも実は選択肢があります。
これがあまり詳しくない方にとってPayPayが分かりにくくなっている原因じゃないかなと思います。
公式ページの図が分かりやすかったので引用しました。
支払う方法を大きく分けると「PayPay残高」か「クレジットカード」の2種類があって、更に「PayPay残高」へのチャージは「銀行口座」「Yahoo! JAPANカード」「セブン銀行ATM」「ヤフオク・PayPayフリマの売上金」「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」の5種類あります。
まず銀行口座からチャージする方法ですが登録できる銀行はコチラから確認できます。
最近はネットバンクを利用している方が増えていて、その中でも特に「最先端のセキュリティ」と「使い勝手の良さ」でジャパンネット銀行がオススメです。
次にクレジットカードでのチャージですがカードの種類が限られていて、本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのYahoo! JAPANカードのみです。

それ以外のクレジットカードではPayPayにチャージする事は出来ませんので注意しましょう。
セブン銀行ATMは唯一現金チャージができる方法になるので「今あるこのお金をチャージしたい」って時は助かりますね。
ATMのQRコードを読み取り、企業番号を入力し、お金を入金するだけなので初めてでも意外と簡単にできると思います。

ヤフオク・PayPayフリマの売上金は「マイ・オークション」の売上金管理の画面からチャージする事が出来ます。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いはチャージした金額を携帯電話料金と合算して後払いする方法です。
PayPay(ペイペイ)アプリを使ってみる
まずはPayPayアプリをインストールしてみましょう。
電話番号やパスワードを登録し、アカウントを作ります。
自分に合った支払い方法を選んで口座やクレジットカードを設定すれば準備はOKです。
PayPay残高は4種類
PayPayで支払いをするとPayPayボーナスと言うポイントが還元され、原則として決済した翌日から数えて30日後に付与されます。
このPayPayボーナスはPayPay残高の一種なんですが、PayPay残高には全部で4種類あってこれも分かりにくさの原因になっています。
ここで違いをスッキリと整理しておきましょう。
付与条件 | 支払い時の 優先順位 | 有効期限 | 送金 割り勘 | 出金 | |
---|---|---|---|---|---|
PayPay ボーナス ライト | ヤフー関連 サービスの利用特典 として付与 | 1番目 | 付与日から 60日間 | × | × |
PayPay ボーナス | 基本還元や キャンペーン特典 などで付与 | 2番目 | 無制限 | × | × |
PayPay マネー ライト | 銀行口座など からのチャージ | 3番目 | 無制限 | ○ | × |
PayPay マネー | 本人確認済み 銀行口座など からのチャージ | 4番目 | 無制限 | ○ | ○ |
使い勝手の悪い物から自動的に使われていくので、意識せずに使っていても大丈夫です。
PayPayボーナスライトだけは有効期限があるので失効しないように注意しましょう。
PayPay(ペイペイ)の使えるお店

PayPayは数あるスマホ決済の中でも使えるお店の数がとても多いですし、今現在も増え続けています。
公式ページではPayPayを使えるお店の最新情報がありますのでチェックしてみましょう。
アプリ内でも「近くのお店」から「グルメ」や「美容院」などのキーワード検索や、「業種/カテゴリ」から目的のお店を探す事ができます。
PayPay(ペイペイ)の注意点
ここまでシェア率や使えるお店の多さなどPayPayの良さをお伝えしてきましたが、注意点もあるので確認しておきましょう。
2020年4月にポイントの付与率が改定になり、それまでと比べると付与率が下がりました。
その代わりに「PayPayステップ」という新たなプログラムがスタートしているので解説していきます。
まずYahoo!ショッピングなどのYahoo! JAPANの対象サービスなのか、それ以外なのかによって基本付与分が変わります。

更に「決済回数」と「利用金額」によって1.5%~2%まで段階的に付与率が変わる仕組みです。
一般的なスマホ決済サービスと比べると1.5%~2%と言う付保率は高い方ですが、条件がなかなか厳しいので上限の付与率に到達するのは至難の業です。
使い方によっては0.5%しか付与されず他のスマホ決済サービスの方が付与率が高かったなんて事もあるかもしれないので注意しましょう。
まとめ:お得なキャンペーンがたくさん
PayPayは今までも斬新でインパクトのあるキャンペーンをいくつも実施してきましたので、これからも何かをやってくれそうな期待感があります。
まずはアプリをインストールしてキャンペーンが始まった時は参加できるように準備だけはしておきましょう。
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